Logic Pro X Smart Control

Logic Pro X の新機能Smart Control を使用してみました。

まずコントロールバーのこのボタンを押すとスマートコントロールが起動します。
メインウインドウの下側に表示されます。ピアノロールなんかと同じ場所です。

 こんなシンプルな画面が表示されます。
これはプラグインReaktor5を使用しているのですが、パラメーターが勝手に割当られる様です。

 左上のインスペクタボタンを押すと
ノブのパラメーターの割当とMidiコントローラーの割当ができます。
登録ボタンを押してから使用したいパラメーターを動かすと割当完了です。
とても簡単です。

 右上のボタンはアルペジエーターで、ボタンを押すとアルペジエーターが起動。
いくつかプリセットがあります。instトラックの場合のみ表示されます。
外部Midiトラックには使えないようです。

オーディオトラックで使用するとこのように挿入されているプラグインを
自動的に割り当ててくれるようです。
AUのVARI COMPも自動的に割り当てされます。

色々なデザインとパラメータを選べます。
これはRhodes風です。アサインされていないパラメーターは半透明になっています。

いろいろなパラメーターを好きなように配置できるので、プラグインをいちいち開かないでオートメーションの書き込みなどができます。

Logic Pro X 登場 !!

待ちに待ったLogic Pro Xが出ました!

ぶっちゃけ新しい機能で魅力的なものはありません・・・

だけど!!

今回のLogicは最高傑作です!!

というわけで若干使って見たレビューを書いていきます。

まず一番最初に目につくのは、インターフェイスの大幅な刷新。

こんなインターフェイスです。
色が暗くなっただけかな・・・あとは上にコントロールバーが移動。
どうでもいいことですね。個人的には下の方がいいなぁ。まあ慣れの問題でしょうか。

あとインターフェイスの変更点は、音源のライブラリが左側に移動しました。
なのでループを表示しながらライブラリを表示できます。
基本的に今回のLogicは動作が軽快です。
ループを表示していますが、以前のLogicではループを開くたびに、ジャンルの選択時、にかなりもっさりしていたと思いますが、かなり早く開きます。
なのでApple loopをもっと活用しようと思わせてくれます!
こういう細かいチューンが今回のLogicの良いところです。

あとかなり気になっていたリージョンのループをマウスで指定するときにループマークがでなくなったりしていたのが、今回は完璧に修正されました。
これが個人的にめちゃくちゃ気になっていたので良いですね。

今回追加された機能で、オーディオトラックエディタです。
オーディオファイルエディタが以前までの破壊編集。
オーディオトラックエディタは、以前までは破壊編集したくない場合にはメインウインドウで拡大表示で編集しなければならなかったのですが、今回は別画面で波形ごとに編集できるようになりました。
地味にうれしい機能です。

基本的に変更点は地味です。。。
ここはエフェクトのインサートですが、上から二番目の部分をマウスオーバーしています。
左側をクリックでオンオフ、オプション押しながらじゃなくてだいじょぶです!
真ん中でエフェクトの設定画面を表示。
右側をクリックで別のエフェクトを選べます。ドラッグしながらで良くなりました。
改善ですね!

最後に一番大きな改善点は、Midiとオーディオデータの扱いがとてもスムーズになりました。
オーディオ録音しながらMidi打ち込みなんかしてみてもカクカクすることがほとんどありません。
創作意欲がそがれることがなくなりました。

音楽を創作するのをスムーズにサポートしてくれるのがDAWの醍醐味だと思いますので、今回のLogicはかなりオススメできます。

新機能も若干あるので次回はSmartControl等も使ってみたいと思います。