DeadMau5 Veldt イントロ打ち込み

今回はDeadmau5の 「Veldt」 のイントロを作ってみました。

まず打ち込みのピアノロールです。

こんな感じになっています。
シンプルな構成でメロディアスなサウンドは流石ですね。

打ち込んだら次に音作りに入っていきます。

今回はES2を使っていきます。

今回の最終的な設定はこんな感じにしてみました。
まず、波形は何とも言えなかったのですけど、OSC3つすべて使いベクトルは真ん中あたり。
1OSCはノコギリ、2OSCは矩形、3OSCは矩形で半分程度widthを移動。
そして各OSCともにデチューニングして厚みを出します。
デチューンしているので少しアナログを上げてもいいかもですね。

次にフィルターです。
フィルターは2番のフィルターのみを使用しています。
カットオフは半分より少し閉じ気味、レゾナンスは上げません。
フィルターのタイプは24dbにしています。

1番フィルターでPeakにして高音域を若干ブーストしてドライブもかけたらいい感じかなと思ったのですが、あんまり思ったように行かなかったのでその名残が1番フィルターには残っています。

フィルターモジュレーションの前に右側のエフェクトのセクションです。
ディストーションをSoftにしてToneをbright一杯に、Chorusをかけます。
この辺りは適当なんでお好きなように。

アンプはサステインを全開です。
アタックはキックとかにでもしない限り一番下げるってことはしないですね。だいたいこのぐらいでいつも使っています。

ここからが肝心です。
まずLFO2番をsyncの1/8にセット!
波形は鋸波です。
まずAmp・Cutoff・Reso2すべてにLFO2をソースニモジュレーションをかけます。
深さは画像をみて調節してください。
これで独特のビートが生み出されます。

最後に大事な要素です。
エキサイターで高音を強調する!!

こんな感じでかけています。
これで一応似たようなサウンドができたんではないでしょうか?

今回も動画で確認してみてください。

ご覧いただきありがとうございました!
今年はDeadmau5 日本でライブしてほしいですね!

Logic AcidSound Vol.2

今回もLogic付属ソフトウェアでのAcidSoundの作り方を書いていきます。

まず前回のES Mのパラメーターのサンプルを紹介します。
こんな感じです!
カットオフもレゾナンス インテンシティも半分ぐらいまでがちょうどいいかと思います。
今回はES1を使ったサウンドメイクをしてみます。
いきなりですがパラメーターはこんな感じにセッティングしています。
このセッティングでほぼES Mと同じぐらいのサウンドがでます!
基本設定は同じなので、波形はノコギリ、カットオフ・レゾナンス・スロープは18db。
左下グライドも少し上げましょう。
若干違う部分として、インテンシティがADSR via Velになります。
上側が深さで下側がヴェロシティでの下限です。完璧にくっつけてしまってもオッケー。
アンプエンベローブが一番右側で三種類選べます。ADSR以外にしましょう。
最後にフィルターのモジュレーションのディケイが右下のDです。
Aはほんの少し上げてディケイは半分ぐらいまでサステインは少し。リリースは今回は下がっていますが、好みで上げてもいいと思います。
ADSRがフィルターとアンプで兼用です。なのでその辺りの音作りの柔軟性はないです。
今回は音の比較に動画があります!!
EQのAnalyzerで音のイメージを見てください。
カットオフが高音域から降りてくることが重要なんですね。
こんな感じで音作りをやってみましょう。

Logic TB-303 AcidSound Vol.1

今回はLogic9付属ソフトウェア「ES M」を使ってTB-303的な音作りの方法を実践してみます。

まず最初にこちらがES Mの画面です。

ES M

基本的にTB-303を意識した作りなんで始めから似たような音がでます。
フィルターの作りが非常にシンプルなんでフィルター入門に最適です。

まず左側がオシレーターになっており、Mixが波形の選択です。
TBでは波形はMixできないのでどちらかに振ってしまってください。
鋸波に設定して音程は16に設定。
Glideは若干あげておくと気持ち良い感じ。

真ん中部分がFilterセクションです。
カットオフ・レゾナンスそして右上に向かっていく部分がフィルターモジュレーション。
レゾナンスがTBよりも効きますね。
なのであまり上げすぎるとピュンピュンしすぎます。
カットオフの感じはおんなじぐらいでしょうか。
そしてIntがフィルターのモジュレーションのかかりぐあい。
Decayがモジュレーションのディケイタイム、効き始める時間ですね。
そしてVeloはベロシティでフィルターのモジュレーションのかかり具合だと思います。

最後にAmpセクションとオーバードライブ。
DecayはVolumeのDecayですね。音の伸びが変わります。
OverDriveはTBにはないパラメーターですね。
歪みがプラスされます。
個人的にあんまり使えるパラメーターじゃないかなと。。

とりあえず実践的な使い方。
レゾナンスを半分ぐらい上げてカットオフを絞っていく。
音が小さくなったらレゾナンスを上げていく。
そしてあんまりかかり過ぎになったらフィルターのDecayを上げていく。
こんな感じであんまりいじりながら色んな音の変化を楽しんでいけばいいと思います。

TB的に使いたい場合に大事なパラメーターはCutOff Resonance FilterIntensive FilterDecay AmpDecay Glide この辺りのパラメーターをコントローラーを持っている方は登録しておけばオッケーです。
これが分かっていればアシッドなサウンドは簡単に作れます。

色々いじって使ってみて下さい。